Description

#48: 2003/04/06

 [移転告知] 2003年4月より移転しています。移転先はhttp://ysx.jp/i45/desc.htmlです。ちなみに、45という数字は作者の学位記番号から採りました。

 [リンク] 疋田敏朗さん このページはAntenna @ hikita.orgに捕捉されています。

 [ハイパーリンクを張りたい方へ] リンクはご自由にどうぞ。desc.htmlの各記事には番号とアンカーを付けたので、desc.html#999 などと指定して各番号の記事を参照できます。ただし、目次等は作っていません。

 [免責事項] 本ページの内容に関して制作者は一切の保証を行いません。が、虚偽記載等は本意ではありませんので、事実と異なる記述があった場合メールで教えて頂けるとありがたく存じます。


desc.html#48(06-Apr-2003)

 あっという間に時は過ぎ去り、またもやここを全く更新しないうちに、修士課程を修了してしまった。いろいろとりとめもなく書いてきたが、今後についてのお知らせをもって最後にしようと思う。筆者の課程修了に伴い東大ECCのアカウントがなくなるので、このページもECC上のURLでは存続できません。このまま消えるまで抛っておいて、後はarchive.orgあたりで見てもらうという手も考えましたが、やはりアクセスログを取れないのは勿体ないので、自前の別アカウントで維持していくことにしました(新URLは最上部にあります)。ただし、当ページの趣旨は東大の学生の立場で雑記を書き連ねることでしたので、卒業後に新たな文章を書くことは考えていません。学生時代にまつわる思い出話とか、これまでの記事のフォローアップは書くことがあるかもしれませんが、新しい話題による更新はおそらくありません。それでは、これまでのご愛読、まことにありがとうございました。


desc.html#47(30-Sep-2002)

 ええ、大変長らく間隔が空いてしまいました。この間に何があったかと言えば、別に書くのが妨げられるほど忙しくなったとかいうことはなく、単に何か書く気が起こらなかっただけです。まあ、個人的には「それどころじゃなかった」という感がないでもないんですが、相応しい言い訳も見当たらないし、もともと頻繁に更新するのが趣旨のページでもないし、特に気にせず普通に行こうと思います。

 今回の更新はリンクその他の修正のみです。書きたいことは山とある気がするのですが、未だ文章にうまくまとまらないので、次回以降に回させていただきたいと思います。半年以上も放置していると、ここに書いてある俺の見解と今のそれとがかなり乖離している部分もあって、気にはしているんですが。ま、日付のついてる記事についてはその時点での見解ということで。(誤字脱字を除く加筆修正には必ず日付を入れています)


desc.html#46(11-Jan-2002/12-Jan-2002こっそり修正/15-Jan-2002追記)

 圧縮率100分の1以下を実現する無歪みデータ圧縮の技術が発表されたんだと(ZDNetニュースより)。もう見出しだけで何を言ってるんだか、と切って捨てたいところだが、記事の本文も読まずに判断するわけにもいくまい。で、記事を読んでみたのだが、もうどこから突っ込んだらいいのやら。どこを修正してあげれば「正しいかもしれない」記事になるんだろう、それくらいにどうしようもない嘘記事だった。もう面倒なので何点か箇条書きにするだけで許してください。

 この辺だけでももうおなかいっぱいですよね。ええまあそういう事で、本筋においてもそれ以外においても間違いだらけ。『常温核融合』の二の舞となるか,ノーベル賞につながる研究となるか、なんて暢気なコメントが掲載されてますが…"ZEOSYNC'S MATHEMATICAL BREAKTHROUGH OVERCOMES LIMITATIONS OF DATA COMPRESSION THEORY" という文言(ZeoSync社プレスリリース)に限って言うと、もし誇張でなく本気で主張してるんだとしたら、クラスとしては常温核融合なんて目じゃない、第2種永久機関なみのトンデモです。言い切ります。俺周辺での評価も一致してます(というより馬鹿馬鹿し過ぎてあんまり盛り上がってない)。実際のところは、大きなこと言って投資家の注目を集めようっていうアメリカンベンチャー流の法螺なんじゃないかな、と思いますがね。今後を見守っておくことにしましょう、忘れてなければ。

 15-Jan-2002追記: うわ、何だこりゃ。 Impress Internet Watchより、「ZeoSync社に虚偽記載の疑い〜技術に疑問も」だそうです。実際に共同研究などしていない数学者の名前を勝手に共同研究チームのメンバーとして載せていたらしい。もとより法螺だとは思っていたが、ここまで杜撰というか、ひどいことをしていたとは…いやはや、コメントのしようがない。肝腎の技術自体の実態(従来よりは良く、ビジネスに値するだけの技術が存在するか否か)は依然として不明なので、詐欺と断言するのはまだ控えておきますが。


desc.html#45(13-Dec-2001/17-Dec-2001, 18-Dec-2001追記)

 東大の学生生活実態調査の結果が公表されたそうだ(毎日新聞より)。別にしゃべっても大丈夫だろうから言ってしまうと、俺の所にも調査依頼が来た。しかも「昨年11月に実施」とあり実際当初の締切はその時期だったと記憶しているが、回答者が少なかったのか締切を実質的に翌年(今年)にずらしてまで何度も催促の知らせが来た。俺も年明け後に3通目の催促状を受信してから、在籍5年目で当期履修科目が卒論+1科目のみという立場を利用して好き放題に回答させていただいた。で、そんな調査の結果の一部が新聞記事になったらしい。

 記事から一部を引用すると、「二大愛読書は「漫画」と「教科書」だった。市川委員長は「狭い意味での勉強と、まるっきりの娯楽の漫画に分かれ、一般教養書を読まなくなっていることが問題。教養崩壊と言われてもしかたない」と分析している。」とあり、その後に「4月から11月までに読んだ冊数は平均78・2冊。全体の読書冊数に占めるジャンルごとの割合は、漫画が36・2%、教科書が24・2%で、この二つで6割を超えた。一方、小説は18・6%、教養書は12・4%だった。」と数字が紹介されているのだが、冊数で割合を出して傾向をつかもうとするのは大間違いだってことはおわかりだろうか? 漫画・教科書・小説・教養書、これらは1冊あたりの値段も読書時間も違う。漫画は一晩に20冊くらいなら軽く読める(ていうか俺読んだし。院試の直後に。もちろんその冊数も含めて調査に回答いたしました)。だが同じ冊数の教養書を読むのにどれほどの時間がかかるだろう? また、小説は1冊全部読まれることが多いだろうが、教科書の場合は必ずまるごと1冊通読するというのは考え難い。そういうふうに読む教科書もある一方で辞書的に参照するために教科書を購入することだってあり、この調査では一部だけ読んだ場合も1冊に数えているはずだ(月2冊ペースで大学教科書を完読できる学生がそうそういるとは思えない)。そういうわけで、この数字をもとに読書傾向を計るのは誤解を生みやすいので気をつけた方がいいと思われる。

 次の段落「前回(89年)は同様の調査をしていないため、毎月の書籍購入額の平均で比べたところ、教科書は前回の6200円に比べ6893円とやや増えたが、教養書は4100円から2987円と大きく落ち込んだという。」も同様。大学の教科書は高いんだよ! 教養書というのがどの範囲を示すのか不明だが、新書本まで含めるならば1冊1000円未満で買える本が圧倒的に多いことだろう。比べて教科書と来たらあなた、1冊3000円とかが当たり前じゃありませんですこと。

 …ただ、11年前と比べて教養書の値段が下がっているわけでもないだろうから、購入金額が減っていることは確かに教養書が読まれなくなっていることの現れなのかもしれない。集団としての「学生達」の質的変化は俺も認めるところではある。しかし、データの読み方がいくらなんでもまずくないかい? それとも「教育崩壊」を誇張するためにわざとやってますか。

 17-Dec-2001追記: 学内広報のWeb結果が見られるようになった。読書傾向の調査については特殊分析の項に詳しい。「すでに70年代末から一貫して、学生は本など大して読んでいないのであり、その度合いに変化はない」「ここ10年で漫画の読書量が増えたことが一般書の方を減らしたといった因果関係は、考えられない」などと記述されているあたり、さすがに新聞報道の記事よりは冷静な分析ぶりである。本の種類別の冊数を単純比較すると前述の新聞報道のような誤解を招く結果を導きかねないけれども、種類ごとに時系列変化を見て傾向を比較するのは正しいアプローチといえるだろう(専門家がやってるんだから当たり前だろ)。調査結果すべてに目を通してはいないが、ひとまずこの点については胸を撫で下ろした。で、どうでもいいことではあるのだが、「江川達也の漫画『東京大学物語』を「感銘を受けた本」として挙げた回答は、幸か不幸か皆無であった」そうだけれども、赤松健の『ラブひな』はどうだったんでしょうねぇ。いやホントにどうでもいいですね。

 18-Dec-2001追記: あーそうそう疋田さん具体的記述のその2(社会貢献意識)のところ、俺が書いたのも載ってましたよ。どうしようもないのが。面白いですね、いろんな意見があって。税金で学んでるんだから国に貢献して当然、みたいな意見を持ってる学生がちゃんといるんだなぁ。俺なんか、授業とかで教官がその種の発言をしてるの聞いて、以後一切行かなくなったりしたもんですが。


desc.html#44(25-Oct-2001)

 各種データ圧縮方法の違いがどう…と疋田さんとこから召喚されかかりましたが、俺の専攻は情報理論の中でもデータ圧縮じゃなくて通信路(誤り訂正)符号の方なので、圧縮についてはよくわかんないです(とか言ってちゃまずいんだが)。研究室に来ていただければ誰かが答えてくれるんじゃないかなー(逃亡)。ただ個人的にはGCAは圧縮のみならず解凍もすっげえ遅いという印象がありますね。圧縮を試したことはないんですけれども、GCAで圧縮されたファイルが「速く」解凍できた記憶ってのは今まで無いなあ。テキストファイルにもいろいろあって、普通のドキュメントファイルなんかとApacheのログファイルみたいなプリフォーマッティドっぽいテキストとでは圧縮アルゴリズムとの相性も違いがありそうですね…って、有名なコーパスはちゃんとその辺も考慮して作ってんのかな。何か中途半端ですが、時間があったら追記するかも(今は輪講発表の前なので…)。


desc.html#43(21-Oct-2001)

 疋田さんとこ。まにあですかー。俺も昔は聴いたもんです。最大で週23番組/20時間ほどチェックしてました(95年末〜96年頭…って受験まっただ中じゃん)。都内なのでQRの受信にはそれほど苦労しませんでしたが、逆にKBS京都を聴くのは不可能だったし、あとRFの発信地が近いせいかチューナー状態に無関係に受信するという症状があって、OBCや東海ラジオは混信がひどくて聴けないことが多かった。その割に山形放送とかが聴けたりしたけど。遠くの局の番組を聴くというのはそれだけでも何か魂を揺さぶるものがあった(と当時は思っていた)のだけれど、週20番組以上ってのは我ながらどうかと思う。今から同じことしようとはさすがに思わないですな。老けたなあ(遠い目)。

 22-Oct-2001追記: ラジオチェック遍歴をザッと追うと、94までTBSのみ、95夏からQRに転向、95冬〜96夏の最盛期は全国各局+αで15〜20h/w、その後は減少の一途をたどって97年までに関東局のみに収束(計8〜10h/w)、99年頃には一旦聴取数ほぼ皆無となり、現在はTBSとNACK5で各1番組ずつ(計2h+/w)に落ち着いています。…番組名まで当てられたりするとアレなのでもう黙っておくか。ちなみにハガキ出したことはなし。


desc.html#42(11-Oct-2001)

 先日、学校からの帰りがけに図書館に寄った。実は院進学以来図書館に行くのは初めてで、当然入館証の有効期限が切れていて更新手続きをする羽目になったのだがそれは置いておいて、今日の目的はECCの学内無線LAN実験を試すことだった。俺は自宅でもメルコの無線LANキットを利用しているので必要な機器は手元に揃っており、せっかくだから利用できるときは利用してみようかと思ったのである。

 あらかじめ無線LANカードのMACアドレスを登録しておき、図書館2階のメディアプラザ前に仮設された携帯端末席でノートPCの接続を行えば準備は完了。初回はアクセスポイントの情報がまだ無いので、起動したら自動的に接続というわけにはいかないが、メルコから出ている最新のユーティリティではESSIDや使用チャンネルも自動検出できるので接続はごく簡単。Webの閲覧はSSL含め問題なし。

 しかし、ECCのページにも書いてあるとおり、POPやIMAPといったメイル用のポートへのアクセスは禁止されており、FTPも学内については限られたホストに向けてしか許可されていない。素のままのPOPを禁止したくなる気持ちはわかるが、一般ISPのメイルボックスでSSLサービス提供してるとこなんていくつあるのやら? 多くのISPでは外部からのPOPアクセスへのセキュリティ対応としてAPOPを使っていると思われるが、ポート番号で塞がれるとPOPもAPOPもアウト。複数のPOPサーバをチェックしたいときなどSSHのポートフォワーディングなんてかったるくてやってられないし、POPアカウントだけあってSSHが使えないネットワークだってあるので、(俺にとっては)外部のメイルは全く読めないも同然だ。このように、利用者(俺)からみて使い勝手の良いサービスとは言い難い。まあサービスじゃなくて実験なんだから別にいいんだけど、はっきりいってメインでは到底使えるものではない。

 このように、現状で実用に供するには制限が厳しい部分のあるECC無線LAN実験だが、盗聴に対するセキュリティ保護の観点からは致し方ない、というのもわからなくはない。通信を盗聴するためには、有線LANの場合基本的にはまず物理的に接続をしなければならないが、無線LANの場合は飛んでいる電波を黙って受信すればいい。今回使われている無線通信規格であるIEEE802.11bにはいちおうWEPという暗号化プロトコルがあるが、同一ネットワークに接続する全員が同じ暗号鍵を使うことになるのであまり意味がない。これは鍵の強弱以前の問題で、ECCの実験のように多人数が参加することが考えられる場合は当然鍵を知らせる対象人数が多くなるため、外に漏らすことなく全員に伝えることがそもそも難しいからだ(暗号鍵を設定するメリットがないと判断したのか否か不明だが、WEPは今のところECCでは使われていない)。となれば、通信内容を盗聴から守るという目的を果たすためには必然的に高レイヤでより強い対策をとらざるを得ない、というオチだ。

 そこでふと気づいたのが、盗聴対策のために禁止されてしまうほどに安全でないログインプロトコルが未だにデファクトスタンダードとして使われており、より安全な代替手段に乗り換えるのが実質的に困難である、という事実だ。APOPにすら対応していないPOPサーバはまだまだ多く存在するし、ファイル転送についてもパスワードを平文で送るFTPを使わざるを得ない場面は多い(FTPアカウントしか支給されないWebスペースサービス等)。無料のWebメイルサービスなどに至っては、ログイン認証のときパスワードをHTTPで生流しの所が大部分だ。で、こうした現状はインターネット利用者の「盗聴に対する意識」が相対的に低いことを示しているのではないだろうか、という妄想を繰り広げてみたので、以下に綴ってみる。昨今のワーム流行によって、ホストや個人アカウント等への「侵入に対する意識」は高まったと言っていいだろう。特にMicrosoft製品に対する侵入プログラムが多く知られるようになったことで、侵入を防ぐためにセキュリティパッチを当てるという行為の大切さは多少なりとも浸透したようだ。データ自体に直接的な改竄を加えない「盗聴」に対して対策をする、ということの重要性は、被害が直接的に見えにくいからだろうか、まだそれほど気づかれてはいないように思われる(個人情報を安易にインターネットを通じて送信しない、というのは広まったけれども、これは盗聴より「流用」回避の意味合いが強い)。インターネットが一般に普及し始めた頃は、Webサイトの作成もメイルの読み書きも自分のISP(またはLAN)内にあるサーバとの通信のみで済んでいた。その時代には、ネットワークを介したログインパスワードの盗聴には大して気を遣わなくても十分だったかもしれない。長く一線で使われ続けたこれらのプロトコルには多くのソフトウェアが対応し、ユーザの使い勝手は向上し、さらによく広まって使われ続けた。その後、盗聴の危険が意識されるようになり、telnetを使っていた人々は代わりにSSHを用いるようになった。だが、「ログイン」という行為をメイルとFTPでしか行わない多くの人々に、同じ意識は育っているだろうか。いくらシステムの穴を塞いだところでパスワードを他人の目に晒していたら元も子もない、ということをどれだけの人が日常感覚として持っているだろうか。よりsecureな手段が提供されても、必要とする人がいなければ端末側のインターフェイスが進化しないのでエンドユーザにとっては使いにくいまま。サーバへの導入も手間に比べて効果が薄いから見送られがち(SFTP使いたいのに…俺の周囲では入ってるサーバを見かけない)。需要のないところに供給は生まれない、という奴である。

 …どこかで意識調査をしたわけではないのであくまで妄想だが、実情と大差は無いだろう。新しいプロトコルの普及、インターフェイスの改善、ユーザの意識向上、これらは互いが影響し合って進んでいくプロセスだが、ことインターネットにおける盗聴対策については、現状ではユーザの意識が対策の足を引っ張っているように感じられる…というより、実はこんなこと長々と書くまでもないのかも知れない。だってそもそもパスワードを他人に絶対見せないという大原則すら弁えずにホイホイ言っちゃう利用者が多数居たりするのだから、あまり細かいこと言ってもしょうがないというのが実態だったりして。クレジットカード番号とかは悪用されるととても分かりやすい被害が出るけれど、パスワード漏洩による被害は巧妙に隠されたりして実感しにくい場合も多いし。ああ、なんてダメな結論なのだろう。

 14-Oct-2001追記: 疋田さんとこで反応があったので。え、Outlook ExpressってAPOPすらダメなんですか。ここ何年か使ってなかったから知らなかった。やっぱ多くの人にとってAPOPすらも必要とされていないことの証明に見えますな。MUAといえばOutlook Expressしか知らない、なんて人の大部分は自分のISPのPOPサーバにしかメイル取りにいかないだろうし。ECCの無線LAN実験については正直なところ、ちょっと使ってみたかっただけで、実用に供しようとは初めから考えていませんでした。使う前に規約くらいは読むから、POPポートが閉じられてるのは知った上で、まあちょっと使ってみたかったと。普段は研究室のLANに繋いでしまえばいいわけで…。学外でもPHS端末から繋げるしね(金はかかるけど)。


desc.html#41(03-Oct-2001)

 しばらく何も書けずにいるうちに、Code Redより強力なワームNimdaが流行をさらったようだ(リンクは@ITサイト内の解説記事)。HTTP経由でのサーバ侵入、HTMLファイルへのJavaScriptコード挿入(改竄)によるWebサイト閲覧者への攻撃、そしてメイルの勝手な送信での勢力拡大と、今までに話題となったワームの侵入経路を総ざらいした感がある。その意味では、現時点で最強の感染メソッドを持つワームであると言っていいだろう。幸いなことに俺の目の届く範囲のマシンには感染される前に手を打つことが出来たが、被害を食らった友人もいたようだ。何せInternet ExplorerでMSNのサイトを開いただけで感染する危険すらあったのだから、さぞ被害を目の当たりにしたユーザは多いことだろう。でも、不思議なことにCode Redの時のように大量のHTTPリクエストが俺のマシンに来たことは今のところないのだ。本当に不思議だ。侵入先サーバのIP選択方法はCode Red IIを模倣しているらしいし、未だにCode Redに侵入されたマシンはCATVの域内に大量に存在するようだからマシンのセキュリティによって侵入が予防されたなんてことも想定しにくいのだが。それにしてもMicrosoftの製品てのは…メイルの添付ファイルの拡張子が.wavなら中身が実行形式ファイルでも勝手に開いて実行、ってのはさすがに呆気にとられましたよ。日本法人阿多社長、さすがにこの発言は如何なものかと。


desc.html#40(03-Oct-2001)

 大学院生となってはや半年。昨年の院試から、もう1年経つことになる。時の経つのは早いものだ、などと暢気に往時を振り返っている場合ではない。この1年は、院試合格から卒論、そして新研究室への配属、という身辺を取り巻く外的環境の変化目まぐるしき1年であった。特に院生となってからは、これまでと違い(?)学校に来ることを前提とした生活が要求されるようになったが、半年経過するこの時期になっても未だにそのリズムに全くもって慣れていない。だいたい、継続的に勉強する生活というのが(受験期も含めて)2ヶ月を超えて成立したことがないのに、急に学業漬けの生活をしろと言われても厳しいのが現実である。って他人事のように言うか、俺。

 そもそも就職せずに学生でいることを選んだ理由は自分のリソース(時間・身体・財源etc.)を自分の思うままに使いたかったからだ。俺の身分は大学院生であり、少なくとも形式上は学問研究に従事することが求められている。この立場を、大学院入学前には今より軽く考えており、学校にあまり来なくても一定水準の結果さえ出せば卒業が可能だろうと俺は思っていた。実際それで最低限の意味では大丈夫のはずだし、学校や専攻によっては実情もそうであるか、あるいはそれ以下の所すらあるようでもある。だが、理念としての「研究に従事する」ということはライフスタイルそのものを研究優先に変えていくものであり、究極的に求められるのはそのような態度そのものであるらしい。(参考: 数理科学研究科河東泰之教授「セミナーの準備のしかたについて」、筑波大学数学系木村達雄教授の「数学は体力だ!」など。数学系の方々の文章だが、俺の居る分野も実験系よりはこちらに近いだろう)。研究者はそうしたことが自然にできているのが当然と言われれば俺自身も納得するし、院生は研究者の養成課程なのだから、真っ当な院生というものは確かにそのような態度・ライフスタイルに自身を改造していく(意識的にか否かは別として)ものなのかもしれない。少なくとも、そのように有形無形の圧力がかかっていることを感じる。

 こう考えると、研究と関係ないこと中心に自らのライフスタイルをシフトすることを志向する俺は、自らを学問研究者にしようと思ってすらいない、本分から明らかに外れた院生であると言えるだろう。が、むしろ自分はそうあるべきと考える。研究に必要な方法論や技術(たとえば、北陸先端大東条敏教授のページに書かれているようなこと)を学ばないという意味ではないし、学問に対して不誠実たろうとする意味でも決してない。が、「真っ当な院生」になるために自分自身のライフスタイルを研究に明け渡すつもりも、ない。

 …と、わざわざ明文化するまでもないことをこうして書いて再確認しなければならないほどに、俺の精神状態が不安定に揺らいでいるということなんですが。


desc.html#39(07-Aug-2001/10-Aug-2001追記)

 #33Cyberscopeを紹介する文を書いたら、著者の力武氏からメイルを頂いてしまいました。俺のヘタレた文に、果ては愚痴にまでアドヴァイスを頂き、たいへん恐縮しております。Cyberscopeは現在載っている分でひとまず終了(?)となり、今年の6月からは技術士協同組合のサイト内でCyberperiscopeとしてほぼ同系統の内容の不定期連載が始まっている、とのことです。

 さて、それとは関係ない話。Code Redワーム、相当ヤバいよこれ。詳細は専門サイトを当たっていただくことにしてちょっとだけ書いてみると、Code Redに感染したマシンからは次の侵入先を求め、ネットワークを通じて手当たり次第にHTTPリクエストが送られる→その相手先で未対策のIIS(4or5)が動いていた場合、その最初のHTTPリクエスト一撃で感染→以下この連鎖が延々と続いて感染ホストが増える→時期が来ると一斉に特定のホストに攻撃を始める、というものらしい(間違ってたら教えてください)。勝手にガンガンパケットを送り続けるので、LAN内に出回るとすぐに回線が輻輳してしまう。このCode Redのせいで東京めたりっく通信では一部地域でサービス停止に陥ったというし、俺の接続しているCATV局のLANもかなり被害を受けている。HybrisやSirCamなどメイル添付タイプのワームは受信しても自分から触らなければ危険は少ないが、このCode Redの場合はWindowsNT系OSでIISが動いてさえいれば侵入されてDDoSアタックの踏み台にされてしまう。「何かをしたせいで感染」ではなく「何もしないでいたせいで感染」するのである。感染を防ぐためには、とりあえず最新の情報を得て、パッチを当てていくしかない。

 とりあえず、@ITサイト内の解説記事Microsoft TechNetのページ(修正パッチをダウンロード可能。英語)にリンクでも張っておくか。メイルを通じて出回るワームは自分のとこには来ないし、来ても捨てるだけだからあまり気にしていなかったのだが、この手の勝手に侵入する奴は気にしないわけにはいかないよな。俺のマシンでもWindows2000が動いており、今日に入ってから10件/h以上のペースでCodeRedからのアクセス("GET /default.ida?[略] HTTP/1.0")を受けているが、IISは止めてあるので感染には至っていない。しかし、今後も同じようなのが増えるであろうことを考えると、神経は尖らせておくに越したことはないだろう。Windows使うのを止めるわけにもいかないし、なんだかなー。(10-Aug-2001追記: 詳細な技術解説。Code Red IIは初代Code Redよりはるかに恐ろしいようだ。DDoS云々以前の問題で、感染したが最後、C・Dドライブが丸裸の状態でネットワークからアクセス可能になるバックドアが仕込まれるらしい。ホンマにヤバいでこら。俺のマシンに来ている攻撃もほとんどこのCode Red IIによるものの模様)


desc.html#38(20-Jul-2001/03-Oct-2001追記)

 対メイルサーバDoSアタック兼回線飽和プログラムの販売サイト…え? 違うの? いや、なんというかソフトウェアそのものというより、188000円というライセンス価格に驚いたんですが。作るナントカに買うナントカ、同じナントカなら作って売った者の勝ち…なんですかね。

 03-Oct-2001追記: 販売中止だって。なんかサイトにいろいろ書いてありますね。わずか十数本を安価で販売したにとどまり、たったそれだけの為にこれだけの責めとストレスを負う意味はない、などとあるけれども、責めを受けても(理不尽かどうかは別として)ちっとも不思議ではないだけのことをしていたと思うが。アドレス自動生成でダイレクトメイルを送るソフトという時点で、受信者に覚えのない(従ってたいていは迷惑な)メイルを配信する目的にしか使えないのだから、殺傷能力に特化した武器を売りつつ「人間には使うな」と言っているようなものだ。喩えが悪いけど。どういう種類の人間がその商品に注目し、そしてその種の人間がどのような行動をとるのかをちょっと想像すれば、ろくでもない事態は回避できたと思われるのだが。洒落にならない嫌がらせを甘んじて受けろとは言わないが、現状認識や覚悟が足りなかったと言われる分には仕方ないだろう。


desc.html#37(13-Jun-2001)

 user.ecc.u-tokyo.ac.jpが死んでいる。サーバ自体は生きているようだが、まともに応答してくれなくてサーバ上のページを一切見られない。w3mでだけは何故か見えたので、エラーログを探ってみたところ、何らかの理由でApacheのmod_gzipがちゃんと動いていないらしい。ディスク容量がパンクしたのかな? それにしてはエラーログやらアクセスログやらは着々と生成されてるみたいだけど。特定のパーティションだけ飛んだのかな? 詳細はよくわからないが、とりあえず ecc-support にメイルを送っておいた。…あ、ページ更新しようとしたけどftpも繋がらないや。(23:05くらいに直ったようです。wwwもftpも)

 関係ないですが、ユーザ一覧の各ユーザページへの参照URLは何故 http://user.ecc.u-tokyo.ac.jp/~rr16048 みたいにスラッシュ無しで終わっておるんでしょうか。リンクたどる度にリダイレクトが発生してWebサーバの負荷を増しておる、とか思うのは神経質になりすぎでしょうか。Netscape4系でここから各ユーザのトップページに飛ぶと化けるのだって、...~rr16048 から ...~rr16048/ にリダイレクト動作をしてるから症状が現れるんであって、リダイレクトしないように ...~rr16048/ みたいなスラッシュ付きのURLを出すようにしとけばとりあえずユーザ一覧からリンクたどった時にはcharsetがどうこう、という問題は表面化しないような気がするんですが。…いや、全然根本的な解決にはなってませんけれども。でもECCのWindowsNT4.0にMozillaやらNetscape6系やら入れるのは勇気いるだろうしなー。あー、えーと、生半可な知識で物を言うと後で恥掻くのでこの辺でやめとこっと。(そういえば、この問題はApache/1.3.12以上で起こる、という話だけど、このページの#7によるとuser.ecc.u-tokyo.ac.jpでは1.3.11に上がった時に起こってたみたいです)


desc.html#36(10-Jun-2001)

 ありゃ、いつの間にhttpdがApache/1.3.20になっているな。mod_mimeがどうこう、というのは置いておいて、またSERVER_SIGNATUREがアレになってるし…。そろそろこのレイアウトも限界かな。いい加減、このファイルもサイズが馬鹿でかくなっているので、そろそろ分けてナビゲートもしやすくした方がいいかも。

 6月になりましたが、順調に登校率が下がっております。午前中に学校に来るのは週2回まで減りました。校内で寝ている時間の割合も順調に上がっています。そろそろやばいです。いろいろと。


desc.html#35(18-May-2001/19-May-2001, 21-May-2001追記)

 予定よりちょっと早く、アカウントの切り替えが終わったようである。しかし。現在非常に宜しからざる状況である。何が宜しくないって、研究室のアカウントからテストメイル送ってみたら、こんなことを言われっちまいましたことであるよ。

<rr16048@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp>: host mail.ecc.u-tokyo.ac.jp[133.11.171.196]
    said: 550 5.1.1 unknown or illegal alias: rr16048@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp

<t80692@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp>: host mail.ecc.u-tokyo.ac.jp[133.11.171.196]
    said: 550 5.1.1 unknown or illegal user: t80692@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp

 メイル、新旧どちらのアドレスにも届かないんですけど。マジですか。mail.ecc.u-tokyo.ac.jpのIMAP4サーバへのログインも出来ないんですが。ますますマジですか。なんか悪い夢でも見てるんじゃないでしょうかね俺。とりあえず外部公開サーバへのsshログインは可能で、scpでファイル転送もできましたが。一応明日までは待ってみることにしますが、明日になってもメイル読めないままってのはかなりマズイぜ、おい。(19-May-2001追記: とりあえず翌19日午後5時、ログイン可能を確認。うちのクライアントでは、切り替え以前に来たメイルが二重に表示されていますが、これは単に俺のメイルクライアントのローカルキャッシュの都合で、メイルサーバ自体は正常に動いているものと思われます。よかったよかった。)(21-May-2001追記: ぎゃあ、メイルが二重に表示されてるのはECC側のミスだったのか。Active!mailで入っても二重になってた。こりゃこっちじゃどうしようもねぇ。ぎゃあ)

 ところで、#30で触れた情報理工学系所属者のECCアカウントプレフィクスに関する話なんですが、ECC上層部と太いパイプを持つ某筋から情報を頂きました。iではなくrになった理由のひとつは、l(文学部)と紛らわしいこと、だそうですが、それだけではないとのこと。既に割り当てられているサブドメインi.u-tokyo.ac.jpと食い違うという事態になった原因は、サブドメインとECCアカウントそれぞれの管理主体が違う見解を示したことにあるようです。つまり、サブドメインを管理するUTnet運営側(?)はiの使用を認めたが、ECCではiの使用を許可しなかった。結果、今の状況があると。そして、ECCが許可しなかった背景には、アカウントプレフィクスqを使用している情報学環・学際情報学府(サブドメインはiii)との兼ね合いもあって、後発である情報理工学系がiを使用するわけには…という政治力学も働いているのだそうです。勉強になりましたね(何のじゃ)。


desc.html#34(17-May-2001)

 健康診断に行ってきた。異常があったら後で連絡が来るらしいが、その場では特に何も言われなかった。それどころか、この半年のグチャグチャな生活にも関わらず、体重も体脂肪率もほとんど変化無し。この5年間の体脂肪率の数値変化は0.6ポイント以内の幅に収まっており、問診の時などその数字に逆の意味で驚かれ「規則正しい生活をしているのねぇ」などと感心されかけた(もちろん即座に否定)。昨年の後半から今年にかけての生活の乱れ方はリズム・食事ともに尋常ではなかったので、今年こそは体脂肪率にも影響が出ていると思ったのだが、終わってみれば昨年と0.1ポイントしか変わっていなかった。毎年同じ機械を使って測定しているのだろうから、測定に際して変化する条件はまあ俺自身の身体の状態のみと言って差し支えないはずで、よくもまあ維持できているもんだと我ながら思う。って、体脂肪率って小数点以下1桁まで出す意味あるのかな? 聞くところによれば、現在の技術では±3ポイントくらいの誤差は仕方ない、という話なのだが。

 そんなことより、健康診断といえばいつもいつも保健センター前に長〜い行列ができるんですけれども何とかならんのか。だいたい、本郷での診断が午後3時半で終わりってのはどう考えても早過ぎ。大学院の新規入学者は毎年増えてるのに日程は増えないし。あれ、屋外で長時間待たされてるのって検査結果のどこかに影響出ないんですかね。行列が嫌なおかげで、健康診断の時期は毎年憂鬱です。いや本当に。


desc.html#33(30-Apr-2001/01-May-2001修正)

 力武健次氏のコラムCyberscopeが面白い。「サイバースペースをめぐる問題を考えるコラム」という副題がついているのだが、各記事が実に刺激的だ。共感する所や疑義を持つ所等、記事によって様々あるのだけれども、徒に面白可笑しくしようとしてハズすようなことがなく実直に書かれているため、読む方にも常に緊張感が要求されているような気がしてくる。コラムの対象とされている分野がコンピュータ・インターネット・音楽と、俺の興味あるいはトラウマにピタリと合致している所為でもあろう。それはそれとしても、「サイバースペースをめぐる問題」は今後、社会に生きていく誰もが関わらざるを得ない問題になるはずである。今は人によってはそれを意識しなくても生きていけるかも知れないが今後は誰しもそうはいかなくなる。それだけに、今から読んでおいて決して早くなく、そして遅くない記事群であると俺は思う。このコラムの文章は解説文ではなく読者に対して手加減がされていないので、現役のインターネット技術者である(そしてそれだけにとどまらない)力武氏と同レベルとは言わずともそれなりに高いレベルの知識と関心とを持って読まないと、文意を誤解無く読み取ることすらかなわないだろう。かく言う俺も文意を100%理解できているとは到底言えない。しかし十分な気構えをもって読めば、読者には個々のレベルに応じて得られるものがきっとあると思われる。なお余談だが、力武健次氏は計数工学科計測コース・(知る人ぞ知る)情報工学専攻和田研究室出身である。

 このページの#14でも参照していることから判るように、俺は以前からこのコラムを読んでいたのだが、本項では今年3月に掲載された情報技術者の定義というタイトルの記事を紹介しようと思う。いや、単に今日読んだってだけですが。タイトルの示す通り、情報技術者を定義する大量の文が箇条書きにされている。読み進めるうち、一つ一つの文には賛成したい物も異論を唱えたい物も出てくるだろう。定義文であるから口調も断定的であり、それゆえに図星を突かれたと感じる部分もあるやもしれぬ。しかしそこで脊椎反射的に賛否を叫ぶのでは読み手としていささか幼いし、精神衛生上も宜しくない。そうではなく、筆者の力武氏が何故そう思うに至ったのかというバックグラウンドを、先に推測あるいは想像するようにしてみるといい。当然、推測するにあたって自分の中のリソースが不足していると感じたら適宜調べたりしながら読むことが重要である。知識が十分にあれば推測が可能だし、足らなければ単なる想像で終わるのだが、いずれにせよ読むときにそのプロセスを経ることで、各定義文に対する自分の態度もより明確にできるし、自分自身の情報技術に対する考えも深まるのではないだろうか。ただし、(繰り返しになるが)表現がストレートでズバズバ本質を突いてくるので、自分を強く持っていないと自信喪失に陥るかも知れない。ちなみに俺は元より情報技術者になどなれないと自分で分かっているからそれほどダメージは食らっていない。食らってないってばっ。(ちょっと涙目)く、食らってなんかいないやいっ。(逃亡)いや…あのね…しかし俺には研究者もなれそうにないし…マジでこの先どうやって生きていこう?

 で、俺が思うに、優れた情報技術者は確かにこの記事に定義された事柄を概ねクリアしている。しかしすべての情報技術者がそうであるとは思わないし、今後そうなるとも思わない。たとえば、「英語のできない人は情報技術者の資格はない」という部分が文中に現れるけれども、英語が出来ないままに情報技術者として仕事をしている人はたくさんいる。力武氏はなぜ前述のフレーズを情報技術者の定義に連ねるに至ったのか。たとえば次のように考えられるだろう。英語がまともに出来ないと、たとえば最新の情報を得るという作業ひとつにも和訳、すなわち英語の出来る人の助けを借りなければ立ち行かない。純粋な意味での技量に問題はなくとも、情報技術者として生きるにあたって多分にdisabledな状態に置かれるのだ。厳然たる事実である。英語の出来ない情報技術者は、英語の必要とされないフィールドでしかその技術を存分に発揮することは出来ず、そのような、全体から見ればあまりにも狭いフィールドだけで仕事をしているのである。それに気付かないままでも情報技術者という肩書きで食っていくことが、今のところ可能なようではある。しかし、英語のできる技術者と比べて、ポテンシャルの高さが現実的に違うことは明らかだ。つまるところ、必要な能力を必ずしもすべて備えていなくとも情報技術者として仕事はできるが、その範囲は限られる。欠けている能力が要される場面で他の人・物に頼らざるを得ない。またそのような状態では、何か変化の起こった折に自分独りで対応することができず、技術者としての価値をあっさり失くしてしまう危険が大きい。力武氏はそのような状態を、プロではない、技術者の資格がない、と表現しているのだろう。この記事に書かれている事柄は、今日の情報技術者が明日も情報技術者であるために必要な事柄なのだ、と俺は大まかに解釈している。え、俺はどうなのかって。いや俺は元より情報技術者になんて…だってさぁ言語表現能力はご覧の通りって感じだし英語読めなくはないけどちっとも話せないしそれ以前に技術そのものが(以下略)

 最後に一部引用。


desc.html#32(16-Apr-2001)

 すんません、4月になってほぼ毎日午前中に大学に出てくる生活になってしまったもので、リズムの変化に慣れるのが精一杯でここに何か書くようなネタが出てきません。週末に更新しようにも、停電続きでアップロード出来ないし。大学での空き時間をうまく使えるようにしたいですね。


desc.html#31(06-Apr-2001)

 新年度を迎えた最近であるが、http://www.i.u-tokyo.ac.jp/が頻繁に落ちているような気がする。最近停電が多いのでその間駄目なのは仕方ないとして、Webサーバは生きているのにDNSが引けないことが多い(IPアドレス直打ちすれば見られる)。何故だ? これもやはり高度に政治的な理由であろうか。


desc.html#30(31-Mar-2001)

 卒業式も無事終わり、学位記も受け取ってくることができました。学生証も回収されてしまい、現在は身分を証明するものが何もありません。

 ところで、情報理工学系研究科の学生に支給されるECCアカウントのプレフィクス、“i”じゃなくて“r”らしいんですよね。新規アカウント発行についてのページによると。このページは学生アカウントについては触れていませんが、同じ専攻の学生と教職員とでプレフィクスが違うというのも考えにくいので、学生アカウントもrで始まる可能性が極めて高いと思われます。つまり、俺のアカウントはii16048ではなくrr16048になるということか。研究科のサブドメインはiのくせに、なんでrなのだ。今はITですよ、iモードですよ、iが時代のキーワードですよ。それなのにrですかちょっとまってくださいよせっかく一文字のサブドメイン使うのにアカウントプレフィクスと違うんじゃ判りにくいじゃないですか。いったいこの理不尽の理由は何であろうか。

 …考えるだけ無駄だってことは分かっているんだよ、止めないでくりゃれ。でもなぁ、iの方が分かりやすいし、間違えられにくいと思うのになぁ。ぶつぶつぶつ。


desc.html#29(25-Mar-2001)

 後期日程試験合格発表があったようです。理一の合格者最低点は251点、平均276.63というのはまあいいとして、最高が331点ってのは一見すると低いように見えるよね。理一後期は500点満点のはずだから、最高点が7割にも達してない。でもこれはある意味当たり前な話でもある。なぜなら、後期の問題で高得点出せるような人は、そもそも前期で受かってるから。はい、あっさり終わっちゃいましたね。本当は前期で理三を受験した人とかが後期で理一に流れてきたりするから、そう単純な話でもないとは思うんですが、俺の主張するところである「理一後期は追試、ないし敗者復活戦」には反していない結果ですよね。よね。ね。ね。ね。


desc.html#28(11-Mar-2001)

 論文修正・卒業単位確認も終わり、卒業できることが決定しました。あー、えーと、そんだけです。

 昨日、大学の方の前期日程試験合格発表があったようです。合格者最低点とかもわかるようになったんですね。小数点以下の数字を見ると、ちゃんとセンター試験の点数を圧縮加点しているらしいことが分かりますね。合格最低点はこれまで予測として言われてきた数字に概ね一致するようです。理一と理二の差は4点くらいしかないのか。後期で受かった俺としては、後期の点数の方が気になります。どんなもんなんでしょ。


desc.html#27(06-Mar-2001)

 先日、情報理工学系研究科創設直前シンポジウムなるものがあり、それに伴ってWebサイトも更新され、入試情報等が公開された。やはり入試科目から物理学は外されるらしい。そりゃそうだよね(但し専攻によっては専門科目として物理が必要になる)。あと、数理情報学専攻のところには教官一覧も載っているのだが、俺の知らない変更がかなりあるみたいだな…(経済の竹村先生が移ってくるのは知っていたが)。入試要項のPDFが俺の環境で一部欠けて読めないので、詳細は不明。相変わらずサイトの誤字は全然直ってない。コピーライト表記んとこが誤字なのはどうかと思うぞ?


desc.html#26(02-Mar-2001/17-Mar-2001追記)

 疋田さんとこのネタ。リンクは自由だけどトップだけにしといてくれ、というお願いをするウェブマスターは世に多い。実は俺も割とそのお願いには共感するものであり、それに対して目くじら立てて「うるせぇ何処にリンクしようがこっちの勝手じゃ」と直リンク張りまくった末あまつさえ相手を執拗に非難するような態度はちょっとどうかと思うのである。

 そもそも本来のWebの趣旨から言えば、リンクはトップに…というのは全く拘束力など持たない単なるお願いであって、リンクを張る方は何処にリンクしようが勝手だ。しかし、現状でそれをあらゆる相手に対して頑固に押し通す意味がどれほどあるだろうか? 疑問の根拠は概ね以下の点だ:

 特に後者は、本来の有り様と如何にかけ離れていようが、一般に定着してしまったイメージだ。それに対して「Web上に公開されているということは…」などと説教垂れてみても労力の無駄だろう。リンクはトップにお願いします、というのは規則じゃなくってお願いなわけだ。何の拘束力も無い、されど無視して無傷で済むものだろうか? お願い聞いて損するわけでもないなら、聞いてやったほうがお互い幸せになれるんじゃないのかね? と思う。リンクする方もされる方も、その場その場に応じて柔軟に対処できればいいですよね。うん。

 …ま、あれだ、 http://www.burgerking.co.jp/ みたいなのは論外っすけど(リンク張りません)。

 17-Mar-2001追記: Webサイトに対する「家」イメージについて補足。「家」イメージは主に個人サイトに関する話である。企業や公共団体の広報を目的とするサイトのように、扱う情報が「本」的に自由に参照されるべきページに関しては、無論どこからでもどこへでも勝手にリンクして構わないと思う。で、その「本」的なページと「家」的なページ、どこで線引きをするのか、それが問題となるわけだ。これはもう、個々人の判断に依るしかないでしょう。世の中がうまくいくように、そういうところで常識ってのが出来ていくもんだ、と俺は勝手に思うことにしているけれど。…関係ないけど、バーガーキングなくなっちゃいましたねぇ。


desc.html#25(27-Feb-2001)

 発表も終わりました。どうやら卒業できそうです。何か知らんけど届くのが遅れていた大学院の入学手続書類も届きました。進学もできそうです。

 で、関係あるんだかないんだか…な話だが、数学者のClaude E. Shannonが亡くなられたそうだ。Shannonといえば言わずと知れた情報理論の創始者であり、俺が今後勉強するであろう分野は元をたどればみなこの人に行き着く、というどえらい人である。バイト先で新聞社のWebを眺めていてこの訃報を見つけた時は目を疑い、思わず本人かどうかをGoogleで調べてしまった。帰宅して、3研宛に竹川君からメイルが届いているのを確認し、やっと本当なのだと実感した。なんというか、それくらい偉大な人なのだ。ご冥福をお祈りします。


desc.html#24(14-Feb-2001)

 計数工学科で卒論を提出するにあたって気をつけること。

 という訳で卒論を提出してきました。とはいっても内容は後で差し替え可能、というより実質的に差し替え必須に近い状態だったりします。連休・修士論文審査等のため、〆切直前には指導教官のチェックを受けることはおろか連絡を取ることすら至難となります。なので、一週間前にOKをもらってでもいない限り、後から修正を行うことになるはずです。うちの学科なんぞは提出時に一応完成論文の体裁をとっている場合がほとんどですからまだいい方で、提出なんて表紙さえあればなんとかなって事後提出が前提となっている学科もあるらしいですけれども。


desc.html#23(04-Feb-2001/05-Feb-2001追記)

 WinSCPというWin32用のフリーソフトを発見。どれほどの性能なのかまだ試していませんが、とりあえずこれでWindowsマシンからscpできるようになりました。有難や有難や。

 あの、ところで…東横線特急新設ってマジ? マジ? この10月に東横線から目黒線に通学経路を切り替えた俺に対する当てつけ? いや、前々からきっと要望はあったのだろうけれども、数ある東横線の改革案の中でも実現可能性の低い方だと思ってたんで…何故って、東横線って乗り換えに重要な駅が多数散在しているから、どんなに停車駅を削ろうとしても特急と言える電車は走らせようがないんじゃないかと思っていた訳で。こんなに早く実現するとは思わなかった。完敗です(誰に負けたっちゅうねん)。やはり、旧目蒲線の分断に伴って多摩川にも急行が停まるようになったことでますます急行の「隔駅停車」化が進んでしまった、というのが特急導入を早めたのだろう。

 で、発表された特急の停車駅は渋谷・自由が丘・武蔵小杉・菊名・横浜・桜木町。横浜は将来の終点だし、高い知名度を持ち定期外利用者の多い自由が丘・新幹線への接続に重要な菊名も共に妥当な選択。急行停車駅の中では他線と接続の無い学芸大学・綱島が外れ、自由が丘に近い田園調布・多摩川も外れた。中目黒も、渋谷からの近さ、そして停車した場合の日比谷線との接続に伴うタイムラグを考えると、特急の名を冠する列車を止める訳にはいかなかったのだろう。となるとポイントは武蔵小杉で止めて日吉を飛ばした、という点と思われる。現在、利用者は武蔵小杉の方が日吉より2割以上多い(参照: 乗降客数表)。しかしながら日吉は現在他線との接続が無いものの、将来は目黒線が延びてくるし、港北ニュータウン方面から新路線が延びてくる計画もあるはずだ。何より、慶應大学キャンパスや東西の鉄道空白地域へつながるバスターミナルを抱えており、自由が丘や菊名よりも利用客は多い。武蔵小杉を停車駅としたのはビジネス客の多い南武線との接続点であることに加え、目黒線の始発駅であるというのが大きく効いていると考えられる。目黒線への接続をここで確保しておけば田園調布・多摩川に停めない口実にもなる(そもそもこれら2駅は利用者も少ないが)。そうなれば二駅分しか離れていない日吉は必然的に飛ばすことになる。で、日吉は慶應大学・附属高校キャンパスのお膝元で学生が多いだろうから、平日朝8時台までは特急無しってことにして対処(駒場東大前に急行を停めない井の頭線と同じ理屈?)…なのかな? しかしこりゃ日吉駅ユーザは不遇の運命を辿りそうだ…などと妄想は続くが以下省略。

 さて、その特急、渋谷→横浜27分(横浜→渋谷28分)、というのは速いんだろうか? 急行と4分程度しか変わらないし、品川〜横浜だと似たような距離で20分かからない電車もある、というのを鑑みると見劣りするのは否めないところ。でも確かにあのクネクネ曲がった線路では東海道線や京急と同じレベルの特急走らせろと言っても厳しいだろうし、追い抜きのできる場所も限られているから、よく頑張りましたという感じか。菊名〜桜木町は従来の急行と変わらない訳で、4分の差は渋谷〜菊名の間で出している事になる。待ち合わせのタイミングにも依るだろうが、特に自由が丘〜菊名間は今まで急行が停まり過ぎていた分、体感的にはだいぶ速くなったように感じられるのではないだろうか。然れども特急の名を戴くとなれば、それでも些か看板に偽りありの印象は拭えない。今の急行を準急にして、予定の特急を急行と呼ぶのが丁度いいんじゃねーのか、とユーザ的には思うのであった。

 05-Feb-2001追記: さっそく疋田さんの反応があった。やっぱりこういう考察は専門のお方に任せるのがいちばんだ(専門って何や)。俺があれこれ考えても特定駅ユーザとしての視点の歪みをどうにも避けられないし。さて、武蔵小杉への停車は目黒線への振り替えを意図した政治的なもの、という見方は一理あると思う。同じプレスリリース内で、朝ラッシュ時の本数減を発表しているところからも、目黒線の利用を喚起したい意図は見て取れる。しかしユーザから見ると目黒線は、未だ急行運転も始まらず、車両編成も短ければ都心部での乗り継ぎも不良、ということで都心への足としては現状それほど使い勝手が良い訳ではない(例えば田園調布〜武蔵小杉から永田町へ行きたい場合、直通でない渋谷経由の方が概ね早くなる)。現在のダイヤでは、昼間の運行が白金高輪以北(営団南北線・都営三田線)は6分間隔なのに対して白金高輪以南は7.5分間隔となっており、本数の少なさ=待ちの長さに加えて非直通時の乗り継ぎのタイミングが気持ち良くない、という問題がある。さらに、直通の場合でも目黒・白金高輪両駅での時間調整のおかげで、所要時間にして合計3分ほどの損が高率で発生するのだ。目黒線へ切り替えるユーザが増えれば、白金高輪以南の6分間隔化による接続利便の向上を含めて、このあたりの問題を解決へ向かわせるファクターになるだろうし、東急もそれを目論見の内に入れていると考えられる。しかし逆に言えばそのあたりの問題が解決されないとユーザの気も進まない訳で、まあニワトリとタマゴみたいなものだ。いずれにしても、目黒線の急行運転が始まらないことには速度面でのディスアドヴァンテージが大きく、簡単には移行は進まないと思われる。特に定期利用客からすれば、渋谷を通れるというのはそれだけでメリットになる(逆にデメリットと思う人もいるだろうが、途中下車駅が便利であることは大概の人にとってメリットであろう)。それを超えるだけの意義を感じられなければ目黒線への移行には至らない。その点を見越して、東急もあの手この手で目黒線への移行を促す策を弄して(?)いるのだろう。

 つぎ、特急導入後のダイヤ編成について。日比谷線直通列車が昼間で15分に1本、朝晩はそれ以上の頻度で入っているので、それをどう考慮するかが焦点かと思われる。現状では日比谷線直通はすべて各駅停車になっている。これをそのまま、本数もそのまま、と考えると渋谷からは15分回しで特急・急行・各停、というダイヤは十分想定範囲内に見える。しかしこれでは代官山駅に15分に1本しか停まらなくなってしまい、ユーザがあまりに浮かばれない。代官山は今でも停車する列車が少ないため、昼間でもプラットフォームに人が多く溜まる様子がよく見られる。なので、そんな殺生な策はとれないはずだ。逆に30分回しの特急:急行:各停=1:1:4にしてしまうと、中目黒以南では1:1:6ってことになる訳で、今度は特急に飛ばされる急行停車駅のメリットが低下しすぎるんじゃないかと。ということで、妥当な策は日比谷線直通急行の導入を含んだ線になるんじゃないかと思ってるんですけどどうですかね。俺なんぞは、いっそのことわかりやすく15分周期の特急・各停・各停で回して日比谷線直通を全部急行(菊名行き)にしちまったらどうか、とか思うんですが…でもそれはそれで問題ありそうだな。まあ、ダイヤは既に組み上がっているはずなんで、発表を待つことにいたしましょう。あと、元住吉or日吉での特急通過待ちはあると思います。日比谷線直通が入ってくる関係で、中目黒以南は昼間でも15分間に4本走る計算になるから、自由が丘・菊名と合わせて3回追い抜きをしないと渋谷〜横浜30分を切れないと思う(各停だと待ち合わせ無しで41分かかるから…)。というか、3回いっぱいいっぱい追い抜いてやっと27〜28分、というのが真相なんじゃないかと思います。よくわかんないけど。


desc.html#22(03-Feb-2001/14-Feb-2001追記)

 情報理工学系研究科のWebサーバが立ち上がっているのを今日確認しました。まだ全面公開できる状態でもなさそうだったので、URL公開は控えておきます(って、たぶん予想通りのホスト名だとは思うのだが)。代わりに(?)情報を書いておくと、創設直前シンポジウムが弥生講堂で3/2に行われるそうです。なんで会場が弥生? …まあそれはいいとして、なんかイリノイ大学の教授がインターネット中継で講演するとか、パネルディスカッションとかがあって、15:30からは院生募集の説明会をやるんだそうです。いよいよ新研究科も現実味を持ってきましたな。あーそうそう、「情報理工系」とか「Infomatics」とかいう脱字は恥ずかしいので直した方がいいかも。(14-Feb-2001追記: DNS通ったみたいなんで公開します。http://www.i.u-tokyo.ac.jp/です)


desc.html#21(28-Jan-2001/29-Jan-2001追記)

 東京大学で学生をやっていると、身に覚えのない勧誘電話が沢山かかってくる。しかも、家族による取り次ぎ拒否を潜り抜ける為か、名前だけ言って所属を言わない(=親しい友人を装う。口調も妙に馴れ馴れしい)若年女性、が多いのである。この話について、同研究室の卒論生である疋田さんの日記でちょっと触れられていたので、俺の家での対処方法も書いておこうかと思った。但し、この手を使える人は限られているだろうから、他人の参考になるかどうかは疑問だ。

 俺の場合、女性の知人であれば所属(サークルなど)を告げてくれるか、既に名前も声も家族に知られているかのどちらかがほとんどなので、家族が受話器を取ってしまった場合でも取り次ぎ時のフィルタリングはかなりの高精度で行える。しかし、ごく稀に知人か勧誘か判別不能な電話もある。たとえば、「東京大学の××と申しますが」と大学名を一緒に告げてくる勧誘電話。大学名だけ告げるというパターンはかなり怪しい部類であるのだが(大学のどこで知り合ったのかを言えないって事だからねぇ)、無関係とも断定できないのでこのままでは家族は判断に困り、本人(俺)に取り次いでしまう。

 …ということで、ここでもう一つのフィルタリングメソッドの登場である。俺の本名は漢字表示の場合は名前を正しく判読しにくく、初見では9割方別の読み方をされる。実際そのおかげで現研究室でも、GCOSフィールドの本名を間違って登録されたほどだ。したがって、所属を言わなくても分かるほど親しい知人ならば名前を知っているはずと仮定して、以下のような振り分けを行うのである。

RRRRRR.(=家族、=勧誘の女性。29-Jan-2001ちょっと修正)
: はい。
: もしもし、ヤマムラさんのお宅ですかぁ?(←口調が馴れ馴れしい)
: はい、そうですけど。
: 私△△と申しますけど、サトシ(←間違ってる)君いらっしゃいますぅ?
: いいえ、(そのような者はウチには)居りませんが。
: そうですかぁ、それじゃぁ失礼しましたぁ。
Hang.

 どこぞから流れてきた名簿を頼りにした勧誘電話ならば必然的に名前を読み違うので、これでフィルタの精度はほぼ100%となる。(29-Jan-2000追記: 疋田さんもよく間違われるらしい。って名字の方ですよね、きっと。なるほど確かに知らなければ読めない字ではある。ていうか、読み方解らんくせに調べもせずに電話するというのがそもそも失礼にあたるよな。…と思ったら名前の方の読み違いもだったんですか。確かにあるかもしれん、俺の同級生で俊朗(トシアキ)君って居たし。ちなみに、俺の間違われ方は2パターンに大別される。昨年亡くなった、とある映画俳優を知っているかどうかが分かれ目)

 ところで、俺自身が勧誘電話を取ることも無論ある訳で、話を聞きたくなければ前述の方法で「(そのような者は)居りません」と言って切るのだが、たまに虫の居所が良いときは話を聞いてしまうこともあった(過去形)。勧誘のお姉ちゃん達も断られ続きで暇なのか、それとも勧誘戦略の一環なのか、どうでもいい世間話から入ってくることがある。もう4年ほど前の事だが、某英会話学校のお姉ちゃんとつい世間話が弾み、勧誘とまるで関係のない話題で30分以上話し込んでしまったことがある。本題には入る前に丁重に終わらせていただいたが、あれは職務上問題にならなかったのだろうか、と他人事ながら心配したものだ。同じ高校から文科三類に入学した友人にも、同時期に同じ英会話学校から同じようなノリのお姉ちゃんの勧誘電話があって、やはり長電話になったらしい。きっと同一人物に違いない(まさかその英会話学校共通のノリだった訳ではあるまい)。


desc.html#20(16-Jan-2001)

 来年度から計数工学科の各コース名が変更になるらしい。

※2001年4月1日より、それぞれのコース名称が数理情報工学コース、システム情報工学コースへ変更されます。
(計数工学科ホームページより抜粋)

 …えーと、これはその、いわゆるひとつの、大学院の改組に合わせた名称変更ではあるんだろうけれども、大丈夫なんだろうか? 数理工学→数理情報工学はいいとして(どの研究室も情報学関連のトピック扱ってはいるし、何より「数理」が残ってるからね)、計測工学→システム情報工学、はどうかと思うぞ!? 計測コースで実際にやっていることを素直にキーワードで表すと計測・センシング・回路・制御といったあたりが出てくる訳で、数理コースとの違いは「(生体も含む)ハードウェアの挙動が研究対象」って点だと思っていたんだけど…システム情報工学っていうと全然違うイメージが浮かんでくるぞ? システム量子工学科(あ、今はシステム創成学科シミュレーションコースか?)に「システム情報工学」ってそのまんまの名前の授業(内容は計測とはまるで関連無い)あるの知ってるよな? 誤解招かない自信はあるのか? よくわからないと揶揄されていた英語名(Department of Information Physics)の方がまだ実際に近くないか? …これ、院の専攻名が発表されたときから思っていたことだったんだけど、学部のコースも名前が変わると知って急に思い出したんで書いてみました。これは俺個人の感想であって、それ以上でもそれ以下でもありませんので。(と言って逃げる)


desc.html#19(15-Jan-2001)

 なんか年末に気が飛んだかのような勢いで文を書いた痕がありますがアップロードしなかった模様です。年末年始の2週間何もせずにいた報いを受けて今の俺はフラフラです。廃人のような生活をしているとボディも廃人の暮らしに適応して弱り始めます。しかし卒論の〆切は断じて動かない訳でそれに向けての準備も一定以上遅れるわけにはいかない訳なんです当たり前の事です。迫るミーティングの日を前に、どうにか成果を見せなくてはっ、などと気張ってみたのも束の間どこをどうひねってみても計画の履行が不可能であることを知るのはそう間もない時刻のことでして、その瞬間に頭脳の回転は別の方向すなわち「如何にしてミーティングを休むか」に向かい始めるのでありました。しかしそれもまた不毛な思考であることに気づくのもまたそう遠くない時刻のことでありまして、しょうがないやれるとこまでやってみようともう一度気張ってみる、しかし廃人生活を経て弱っていた俺の体躯はその方針についてゆかず気づけば布団の上で目覚めを迎えていました。起き上がろうとしましたが上半身は北極星の仰角より上には向いてくれませんでした。敢え無くグニャリとその胴体を別の角度に横たえると、俺は「血が足りねぇ」と声なき声で呟き、ミーティングを休む旨のメイルを教官に送りました。…ややフィクション(つまりかなり実話)。で、それから三日後に改めて教官に会う約束をして、それから僅かな時間でガーッとコード(といってもPerlですが)を書いてテストしてタイプミス直してテストして条件変えてテストして…を夜通し繰り返して今日に至ります。進行の遅れに遅れる俺にも教官は論文完成への道筋を示してくださいました。有難いことです。ていうか卒業できなきゃ困るもんな、いろんな意味で。院合格もフイだしな。でも今日は眠いです。もう寝かせてください。おやすみ。


desc.html#18(27-Dec-2000)

 卒論やばいやばいやばいやばい。いろんな理由で不安。果たしてシステムは完成するのか、完成したところで研究として成立するのか、論文には何を書いたらいいのか、その他いろいろ。(以下輪をかけて独り言度が上昇するので注意)とりあえず自分の研究におけるある程度の独自性といえば通信規格としてクライアントが命令コマンドではなくソースコードを直接送り込むという仕様を定めている点であり普通に考えればこれは実行可能なタスクの自由度を高める一方で実行環境であるデータベースサーバ側のセキュリティをどう保つかという点が問題となり実際XSLTプロセッサのJavaサーブレットサンプルはセキュリティの為にテキストを直接送り込めるPOSTメソッドのインターフェイスを削除してある訳でそのままでは不便極まりなくまたそれ以前の問題としてサーブレットコーディングをすぐに開始するに足るJavaの技能が俺には無い訳で作業が遅々として進まないそれならばわざわざHTTPなんぞ使わずにちまちまと自分でデーモン立てて独自プロトコルでとっとと実験してみたらどうなのよと提案され嗚呼至極当たり前の選択じゃないかとその場で納得してみるもデーモンを立てると口では言ってみても実際にやったことは無くそれで大丈夫なんだろうかでもとりあえず動かなければ話にならないのだし嗚呼そういえばPerlのネットワークプログラミングの例が載ってるサイトにそんなものがあったことだしいっそのことXSLT本体以外の自分でコード書くところは全部Perlよしそれで行こう……と言われても何のことだか分かるはずもないだろうが、意味するところはどんどん妥協モードに入っているというだけの事なので気にしないように。ところでコードをdispatchして結果を取得する部分はマルチスレッドにしないと実用性が皆無だけれどもPerlってマルチスレッドコード書けたっけ確か新しめのヴァージョンでなら書けたはずだけれどもそんなことは基礎部分が出来てから考えた方が良いんじゃないのいやでもさやっぱり作るなら使えるものにしたいじゃないひょっとして卒業研究の制作物を他に流用しようって気じゃあるまいね大体ね碌にコード書けないくせに(いい加減意味が無くなってきたので以下略)。

 ということで、クリスマスも年末も年始も知ったことではありません。物理的な暇の有無はともあれ、全てを忘れて遊ぼうなんて気に全くなれません。はぁ、俺はプログラマになることなんて8年前に諦めたはずなのに、どうして今こんなところに居るんだろう。


desc.html#17(01-Dec-2000)

 卒論やばい。まあ、やっと今後の方針は決まったような感じ。やることの方向は見えてきたので、次は実際にやってみる、と(じゃあ早くやれよ)。

 ところで、先日新たに成績表の交付を受けたのだけれども、4年の演習に加えて電気系の「計算機ハードウェア」と「コンピュータハードウェア」の単位が二重に加算されていた。昨年までは前者だったものが今年から名前も科目番号も変わって後者になったはずで、俺は当然後者しか履修していない。しかし二重加算だ。合計5.5単位分。これでいいのか?


desc.html#16(18-Oct-2000)

 7月に受けた定期試験(ぜんぶ電気系)は無事通りました。これで単位不足の不安はほぼ無し。安心して卒論のことを考えられます。ああ良かった。試験対策に協力してくれたT君ありがとう。それにしても、4年の演習の単位が未だに二重に加算されたままなのだが、これでいいのか?


desc.html#15(22-Sep-2000/23-Sep-2000追記)

 院試合格。情報工学専攻で受験し、来年度から数理第3研究室に所属することが決まった。情報工学専攻で受験する際には、工学系共通の英語・数学、専門科目甲(計算機・プログラミングに関する内容)・乙(選択科目)の4つの筆記試験を受けることになるのだが、予想通り、というより受験時に既に自覚済みではあったが、これらのうち専門科目乙(数理工学)の出来が悪かったらしい。戦略的にも戦術的にもミスを犯してしまったので致し方ない。英語で差がついているとは考えにくいので、数学と専門科目甲の点数で滑り込んだ、ということになる。数学でもミスで2割分ほど落としているためにややビハインドがあるはずだから、結局は情報工学系の問題でリードを取ったことになるのだろうか。だとすれば、計数工学専攻でなく情報工学専攻で受けたのは大正解と言えよう。でも面接は失敗したな。いくら形だけとはいえ、本来ああいう場で言葉に詰まっちゃいけないんだけれども。まあいいよね、受かってしまえばこっちのものだ。

 さて、俺が逃げ出した計数工学専攻の方であるが、今年は昨年とうって変わって受験者が減り、合格ラインも下がったらしい。合格最低点のあまりの低さに某教官が切れた、という噂も伝え聞かれる。昨年の噂を聞きつけて受験者が他専攻に流れることは予想されていたが、特に新領域創成科学研究科へ受験者が流れる動きが予想以上に大きかったようだ。

 逆に情報工学専攻の方については、昨年ほとんど不合格者が出なかったという実績と前述の計数からの流入の影響による受験者の増加は容易に予想された。果たして願書受理者数(受験番号の最後尾から判断)は44というかなり大きな数字になり(発表定員は22名)、直前期に来て受験者の不安を大いに煽ったであろうことは想像に難くない。しかし情報工学専攻は元々他大学からの受験者が多いためか、当日欠席が目立つという傾向があり、それは今年も変わらず、最終的に修士課程の入学選考科目をきちんと受験したのは26名に過ぎなかった。(23-Sep-2000追記: 最終的にこの中で合格したのは21名だったようだ。)

 この数字を見る限り随分と実質倍率は低いように見えるが、そりゃ下部学科を持たない専攻だからして受験者は皆他学科から来るわけで、一応みんなちゃんと勉強して受験するはずなので決して油断できる訳はない。むしろ予想段階では、もう少し多いかと想像していた。それでも俺が計数工学専攻でなく情報工学専攻を選んだ理由は主に二つあり、一つは計数工学専攻を受験する際に物理の勉強をしなければならないことである(いや勉強しなくても受験はできるけどさ)。おそらく今年までだと思うのだが、計数工学専攻の入学試験は物理工学専攻と同じ枠で行われており、教官の志望も両専攻から同時に選べた。そのためか、計数所属の教官のみを志望する場合でも物理学が必修となっている。しかし計数工学専攻の中でも特に数理工学コースのいくつかの研究室では物理の知識はまったく必要とされない。それどころか、数理工学コースには工学部の中でも最も物理の苦手な人間が相当数集まっていると見るべきである。教養学部2年次に行われる進学振り分けの際、計数工学科は「応用物理部門」の一部として紹介されるが、中でも数理工学コースはどこが応用物理なのか? と問われれば答えに窮するであろう。数理コースが応用物理部門の一部とされるのは偏に歴史的経緯によるもの、と考えることに現在の学生の立場からは全く差し支えあるまい。きっちりとカリキュラムを比較・検討すれば、数理コースは物理学を苦手としている者にはかなり魅力的に映るはずである(飽くまで物理の苦手な人間が来やすいという意味であり、皆が皆物理を苦手としているという意味ではないので注意)。物理に苦手意識を持たない人間にとっては「物理なんて使ってる数学が分かれば自然に分かるじゃん」ということになるかもしれないが、物理と数学とでは別種のイメージ能力が必要とされるわけで、数学より物理を不得手とする学生は確実に存在する。存在するはず。存在すると信じたい…というか俺がそうなんだけど。来年度からの組織改編によって旧計数工学専攻は物理工学専攻と別の研究科に移る予定のため、同じ枠で入試を行うことはもう無いだろう。これに伴い、物理学が必修から外れてくれることを期待する(って、俺はもう受けないけど)。理由のもう一つは、計数工学専攻の場合研究室(指導教官)選択に難があること。願書提出時に第6志望まで書くのに、面接でさらにその先(第7・第8とか)を尋ねられることがあるらしい。計数工学専攻のカバーする分野の広さを考えれば、自分がまったく興味のない研究を専門とする教官のもとに飛ばされる可能性は少なからずあると言える。特にずば抜けた好成績を上げる自信がない俺のような学生にとって、計数工学専攻での受験はこの意味でもリスキーだったのである。情報工学専攻の場合、基幹3講座以外は受入枠が狭いというリスクはあるが、複数の基幹講座教官を志望に入れておけば、まったく興味のない方面へ行く可能性は限りなく小さくなるだろう。これらの要因がある限り、多少情報工学専攻が倍率面で不利になろうとも志望を変えるつもりはなかった。結果として無事に希望する研究室へ所属できる運びとなったのだから、俺の戦略は吉と出たと言うべきだろう。なお、情報工学専攻は来年度の組織改編で消滅する予定のため、来年以降はこんなことを考える意味は無い。

 ともあれ、これで院合格は手にしたので、あとは卒業することに専念しなければならない。単位は冬学期終了時には無事に揃う予定。卒論は情報処理工学研究室で書くことになっているので、まあ半年ではありますが頑張ってみようかと。院試受かっといて卒業できないのは最も拙いパターンだし。


desc.html#14(17-Sep-2000)

 3連休の3日目にあたる今日ですが、大学関係のWebサーバ、かなりの数が停止状態にあるようですね。以前に比べるとだいぶマシにはなってるんですが、それでも連休中ずっと止まってるサーバとかがあると非常に困る&ムカツクんでありますよ。「なぜ連休中にホストを止めるのは迷惑なのか」(Kenji Rikitake's Cyberscopeより)を読んで欲しいもんです。とはいえ、特に個々の研究室などのレベルでは管理状態維持に必要な人的資源が不足しているのは分かり切っているんで、あまり強く言うのもどうかな、とも思うんですけどね。ECCはさすがに、電源停止の時以外は止めなくなってきましたよね。万単位の常用ユーザを抱えているんだから当然なんですけど、良い事です。


desc.html#13(08-Jun-2000)

 新しい成績表をもらってきたら、4月にもらったのより7単位も増えていて吃驚しました。本当に7単位も増えていたらこんなに嬉しいこともなかなか無いのですが、そんなに未報告科目があった覚えはありません。よくよく調べてみると、4年次の演習の単位が二重加算されていました。「数理工学演習第二」は昨年度から夏の「第二A」と冬の「第二B」との2つに分かれた(俺が履修したのは分離後)のですけれども、分離前の科目名と分離後の科目名の両方で単位がついていることになっています。ミスですね。なので、間違ってたので単位取り消しとか後から言われても、履修していない「数理工学演習第二」については取り消されても文句が言えない(というより、そもそも単位がつくはずがない)ことになります。この二重加算分は4単位なので、実質的に増えたのは3単位ということですね。ん、まあ増えていたから良しとしましょう(偉そう)。


desc.html#12(06-May-2000)

 あ、ええと、無事に留年できたようです。あとは院試に通って、無事に来年3月に卒業できればいいのですが。現在までの取得単位数は予測の範囲内でしたが、ちょっと危ないようです。困ってます。今学期は学校来るつもりないのに。

 高校の物理の単位すら危なかった俺としては、配点少ないとはいえ出来る者には確実に出来るであろう物理を無理して勉強する気にはなれないので、計数工学専攻を受験するつもりはありません。情報工学専攻か、新領域の基盤情報学専攻か、あるいはウルトラCの学際情報学専攻か。どこにしようか。学外活動の余裕を確保するためには拘束の少ない研究室であることが望ましく、かつ研究内容は俺自身が首突っ込んでやってみたい分野でなくちゃ意味がありません。もうしばらくは悩むことになりそうです。


desc.html#11(28-Mar-2000)

 え? 今日卒業式だったんですか? 俺は寝てましたが。風邪ひいちゃってさ、まだ治んねぇの。昼過ぎに起き出してみるとTVで卒業式の中継やっているではありませんか。こんなもん中継して何が嬉しいの。ワイドショーってそんなにネタ無いんですか。暇なんですか。だったらワイドショーなんてやめちゃいなさいよとっとと。あ、話が逸れました。そういえば俺はここのところ学科の方には全く顔出していません。全く会わないまま同級生達は卒業してしまいました。と言っても院に進む人や研究生として残る人ばかりの筈なんで、4月以降も会おうと思えば会えると思うんですけれども。あ、でも俺つぎの学期は電気系の授業しか取らない予定なんであまり自分の学科の方に行かないかも。そもそも学校にあまり出て来ないだろうし。通学定期乗車券を買うかどうかも迷ってる有様だしね。まあ、とりあえず卒業はするつもりだし、院試も受けるつもりではいるんで、今後とも宜しくお願いします、って誰に言ってるんだ。


desc.html#10(11-Mar-2000)

 最近サークルの関係で頻繁に大学に行く用事があって、そのついでに入試の合格発表を見てきた。以前は受験番号の下に氏名があったはずだが、今年から無くなっている。東大新聞とかサンデー毎日とか、合格者名を載せるマスメディアはどうやって確認をとるんだろうか。それとももう掲載止めるんだったっけ?

 自分の受験の年には、俺は例によって後期の一次試験(センター)合格発表の方を先に見て、しっかり自分の(センター試験の)受験番号があることを確認した記憶がある。前期試験に通っていないであろうことは2月末にはほぼわかっていたので、後期を受験できるかどうかを先に確認する方が合理的だと思ったのだ。後期二次試験の合格発表は当日には自分で見てはいない。見に行った家族によると「テレビでよくその模様を放送される前期の発表と違って、閑散としていた」そうだ。結局、俺自身が掲示板上に自分の名前を見たのは健康診断からの帰りのことであった。…俺にとっての合格発表ってのはそんなものだ。


desc.html#9(27-Feb-2000)

 SERVER_SIGNATUREも元(Apache/1.3.9以前の頃と同様)に戻っていますね。何ででしょう。あ、そういえばApacheは1.3.12が出たみたいね。


desc.html#8(20-Feb-2000)

 なんかDirectory Indexの文字化けは直っているようですね。SERVER_SIGNATURE(を使っている俺のページ)は相変わらず非常に格好悪いですが。でもやっぱり面倒なので直しません。

 試験等終わりました。レポートをいくつか落としました(やや予定外)。試験もいくつか落としました(こちらはほぼ予定通り)。来学期はちょっと苦しいかもしれない。苦しい、というのは俺の基準(週2日しか学校に来ないで単位を揃える)においてだけれども。とりあえず3月いっぱいまで授業はありません。学外活動に専念します。


desc.html#7(08-Feb-2000)

 何ですか。ApacheのVersionが1.3.11に上がったのはいいですが、何やら凄いことになっていますね。Netscape CommunicatorでDirectory Indexを表示するときの文字コード指定が勝手に欧米風になりやがりました。何を言っているんだかお分かりいただけないかもしれません。Netscape Communicatorをご使用で、ユーザーズリスト(工学部)から来た方、ぜひこのリストから他のページもご覧になっていってください。日本語で書かれているページのほとんどで、大文字化け大会が開かれているはずです。フレームを使っているページの多くは大丈夫でしょうが、普通のページは軒並み日本語文字が読めなくなっていると思われます。ブラウザで文字コードセットを変えてもダメです。サーバーのトップページユーザーズリストのページは特に変わっていないようですから、ユーザディレクトリのインデックスだけでしょうか。ていうか直せないのか? 悪いのはサーバなのか、それともNetscapeブラウザの方なのか。いずれにしても早くどうにかして欲しいです。しかも環境変数SERVER_SIGNATUREの内容も微妙に変わりましたね。このページでも実は使っていたりするんですが、おかげで非常に格好悪いです。でも面倒なので直しません。もうええわ。

 さて、当学科でも卒業見込の学生はもうすぐ卒論提出の日を迎える。俺は試験を受けている。しかしながら、12月から1月にかけて大学にほとんど来なかったものだから状況が分かっていなくて困る。どうも今学期は前学期のように首尾良く単位を取得することはできない気がしてきた。しかし耐えてどうにかしないと卒業がまた遅れてしまう。それはもっと困る。どうにかうまくいくことを祈ろう。って、神頼みかよ。


desc.html#6(08-Jan-2000)

 FFFTPというWindows用FTPクライアントソフトがあって、これがなんとOTP loginに対応しているのだった。ECCへのFTPはこれに決定。またちょっと楽になりました。いやあ、嬉しいね。

 先日、高校の同窓会があった。その場で当時の担任だった教師のコメントを聞く事ができた。俺の高校は中学と一貫になっているのだが、そのコメントによれば、中学1年に対して授業を行うとき、すでに1時限分持たせる事が難しいそうである。そう、学級崩壊に近い傾向が、国立の中高一貫校においても見られるということだ。また、文化祭等の行事への取り組みにおいても、リーダーシップをとる者が居ず、まとまることができないらしい。そして生徒だけでなく親も変質しているようである(変質者になっているのではない)。今の中学1年といえば、俺とは9年の学年差がある。たかが9年、されど9年。9年でそれだけの変化が起こっている。あと5年もすれば彼らも大学受験期を迎える。5年後、はたして大学を構成する人々はどのように変わっているんだろうか。


desc.html#5(08-Oct-1999)

 ECCシステムへの外部からのsecureなアクセスの方法をまとめたドキュメントが公開された。Kermitのやり方が書いてあったので試してみた。…転送速度250bytes/secくらいか? やってられません。残念ながらこりゃいくらなんでも却下せざるを得ません。とか言っておきながら500kbytesのファイルを暢気に転送。実は暇なのか、俺。

 さて10月。院試が終わり、冬学期が始まった。同級生は卒論に取り組み始めている…はずである。そんな中、俺は卒論を書かない代わりに午前中から学校に来て授業を受けたりしている。気分としては3年生と変わらない。しかし周囲は後輩ばかりで教室に友人は居ないから、暇を持て余す時は某研究室に寄生して無駄話をしたりしている。午後は授業がほとんど無い。3年生はその時間に必修の演習やら実験やらあるわけだが、必修のものについては俺は昨年度に履修済みであるから午後は基本的に暇である。逆に言えば、午前中でなければ学校に来る意味が無いのだ。必然的に俺は早起きをしなければならなくなった。休暇期間中は夜が明けてから床に就く世捨て人生活をしていたこの俺が、である。急な生活時間帯の変化は身体にも大いなる影響を与えた。自律神経系がダメージを受けているらしく、謎の頭痛や冷や汗に悩まされ、昼間はまともに起きていることができない。夜は夜で寝つくまでに数時間を要する。このままではいつか倒れることだろう。身体が慣れるのが先か、生活が元に戻るのが先か。

 さて、今年の院試はどうだったのか。今年、数理工学コースの卒業予定者は全員院進学を希望したそうだ。一方今年度限りで2名の教官が退官を控え院生の指導が出来なくなることもあり、門戸は狭まった。結果として計数工学専攻の合格ボーダーラインははね上がったと噂されている(あくまで噂)。来年はどうなるのだろうか。どうなったからといってこちらはどうすることもできないんだけど。


desc.html#4(13-Aug-1999)

 ECCの環境の(俺にとっての)悪さに冒頭の如く文句ばかり垂れていた日々だったのですが、なんかOne Time PasswordでFTPできるようになったらしいです。この広報ページによるとftp://ftp.ecc.u-tokyo.ac.jp/SECURITY/OneTimePassword/以下にパスワード計算用のソフトウェアが用意されていると書いてありましたが、Windows用のはどれもこれも使えない。大体、出てくるパスワードが違うんだもの。どうもおかしいと思ったら、MD5ではなくてMD4で計算しているらしい。ということで、他をあたって探してみるのも手だと思われます。Windows95/98/NT4.0でのパスワードの計算にはdotkey95というツール(NEC製)が便利です。どこにあったかは忘れてしまいましたが、gooあたりでキーワードを "OTP MD5 Windows" とか入れて検索して出てきたものの中から探しました。たぶんそのまま "dotkey95" で検索しても出てくることでしょう。

 OTPだとパスワードは暗号化されますけど、転送内容そのものは素のまま流れるんですよね。俺の場合、こうしてWWWサーバで公開してしまうファイルがほとんどなので、実害はあまり無いでしょう(絶対に無いとは言い切らないでおくが)。ともあれ、これでファイル転送経路は自宅PC→(ftp)→ECCアプリケーションサーバ→(ftp)→user.ecc.u-tokyo.ac.jpサーバ、という具合になりました。ちょっとだけ短くなりましたね。でもFTPクライアントとしてコマンドラインのftp.exeしか使えない(というと嘘やも知れぬが普段使ってるWindowsアプリケーションのFTPクライアントが使えないことに変わりはない)のはちょっとね。相変わらずECCにtelnet接続しなくちゃならんし。直接user.ecc.u-tokyo.ac.jpに送れるようになるとなお良いのですが。


desc.html#3(18-Jul-1999)

 一昨日、卒論の指導教官を決める話し合いが所属コース内で行われた。その場で俺は「今年は卒論を書かない」旨を表明し、留年を正式に公表。スッキリした。変な話だが、良い気分だ。

 しかしながら、卒論を書かないとなると研究室に配属されない訳で、校内での居場所が確保できない。一応、実験で世話になった某研究室に入り浸っても良さそうな雰囲気ではあるのだが、正式配属されていない以上部屋の鍵ももらえない。どうしたものか。でもどうせ卒論を書かないのなら学校にそんな長い時間いる理由もないし、関係ないか。


desc.html#2(28-Jun-1999/22-Sep-2000追記)

 大学院進学についてそろそろ考えなければならない時期ですね、来年進学予定の4年生にとっては。俺は今日現在4年生のはずだけど「来年進学予定」ではないので関係ねえんだけどな。しかし完全に他人事でもない訳だし、今思うところを書き残しておくのも悪くあるまい(いや悪いかも)。

 大学院に入学すれば、当然ひとつの研究室に属し、ひとりの先生に師事して研究をすることになる。実際どうなのかは知らないが、大きく違うこともないだろう。つまるところ、ひとつの研究室という狭い人間関係の中で、ひとりの先生に従属して暮らすことになる。その図式はもっと前、卒業研究や研究室輪講などにも現れる。

 従属だなんて随分な言葉だな。いま自分で書いててそう思った。でも従属でなければ何なのだろう。学校という場において教員は権力者であり、学生はその権力の許す範囲でしか動けない。たとえ人間同士いかに対等に付き合おうとしたところで、この図式が崩れることはない。それが制度だ。この場合、学生と教員の関係とは、ほかにどう言えば適切に表現できるのだろうか。

 いずれにせよ、研究室で暮らす生活のうえで、良好な人間関係、あるいは取り立てて良好でなくともそれをうまくかわす要領の良さは必需だ。普通そんな心配をしている人は少ないのだろうが、人間関係が原因で研究にまで支障を来たすケースだってゼロではないのだから。特に学生と指導教員なんて制度上対等でない関係においては、不必要な心理的圧迫が生まれてもちっとも不思議じゃない。こんなページもある:http://www.din.or.jp/~tfuka/nayami/(22-Sep-2000追記: リンク先は既に消滅)

 むろん、これは大学の研究室に限ったことではない。会社に入ったって同じこと。しかし、人間関係の狭さ、出口の無さを考えれば、どちらがより危険かは歴然としている。お互い人間、機嫌が良い時もあれば悪い時もある。触れてはいけない部分に触れてしまうことだって、ないとは言い切れない。もしも万が一関係が悪化してしまったら、それが後に影響を残してしまったら。そんな不安が今日、脳裏をよぎった。数時間経った今でもまだ消えない。


desc.html#1(17-Jun-1999)

 今年の実習、富士銀行のテーマはXMLらしい。

 と唐突に始まってみても何のことか分からないよな。計数工学科には計数工学実地演習という必修科目がある。学部3年の夏か春に企業で実習生として働いてみるというものだ。

 俺は1998年夏、富士銀行のシステム企画部新技術企画室に3週間通った。そのとき俺が選んだテーマはHTMLによるコンテンツ制作みたいなことだった。みたいなこと、というのは以下の理由による。富士銀行が計数から実習生を迎えるのは1998年が最初だった。さて、何をさせれば良いものやら…ということで、大まかにテーマだけは決めたものの、あまり具体的な事は考えていなかったらしいのだ。そりゃ至極もっともな話である。どんな学生が来るのか判ったもんじゃないんだから。

 ということで、実際に行って課題を始めてみるまで詳しい内容は判らなかったのだが、最初の数日は簡単なテーマから入って、その感触から判断してその後の内容を決める…という感じであった。果たして、俺はHTMLについては実践経験をそれなりに積んでいて、ブラウザ、特にNetscape4の動作のクセを体感的に知っていたこともあって、会社側の予測を大幅に上回るペースで最初の課題を終えてしまった。それでどう評価されたのか知る由もないが、俺はその後も順調に仕事をこなした。控えめに見ても、受けが悪いということはなかったと思う。

 しかし、よくよく考えてみて、俺はどれほど役に立ったのだろう。貴重な夏期休暇から奪われる3週間は非常に長いが、会社という場で仕事をする中では3週間はあまりにも短い。俺がその3週間でやった内容は特別に専門的なものではなかった。担当の社員の人が大筋の流れは決めていて、俺はそれに従っていればよかった。新入社員でも入社3週間で出来ることなどタカが知れている。まして俺はただの実習生。果たしてどれだけの意義を会社に与える事ができたのだろうか。良くも悪くも、東大計数の学生全体に対するイメージが俺に委ねられていたはずだ。

 実習内容とは別に、社員の人と話もする。直接の担当の人は勿論、上司や人事部の人とも話をし、いろいろな事を聞かれた。初め、彼等は企業実習が計数工学科の必修単位であることを知らず、俺が積極的に志願して富士銀行に来たものと思っていたらしい。実は俺自身は最初、実習をかなり嫌がっていた。何せ夏休みが3週間も潰れるのだ。さらに実習中の手当ての支給についても勘違いしていて(時給金額を日給だと思っていた)、何が悲しくてこんなに安く働かねばならんのか、でも仕方ない、とか思っていたりもした。テーマ的に選んで富士銀行を第一志望としたのだが、もしそれから外れたら実習に行く気など無かった(それが原因で留年しても構わないとまで思っていた)。俺はそもそも勤労が嫌いな人間だ。3週間働いてみて、実習内容は全然嫌ではなかったし、むしろ楽しかったけれども、それでも就職したいなどとは微塵も思っていないのだ。最終日に上役や人事部の人と面接した時も、その考えを偽ったりはしなかった。そのことで富士銀行に失望を与えていないかと、俺は実に余計な心配をしていたのである。

 そして翌1999年。富士銀シス企新技室(正式略称)は今年も計数に学生募集を出してくれた。XMLをテーマに。話題の新規格じゃないですか。期待してくれてると思っていいのかな? そんな筋合いでもないのに、俺は何故か胸を撫で下ろした。XML…メチャ興味ありまくりッスよ。今年も行きたいッスよ。


desc.html#0(04-May-1999/以後数度加筆修正)

 それにしてもまったく、user.ecc.u-tokyo.ac.jpは外部からFTP接続を受け付けないなんてどういう了見なんでしょうか。ウチのマシンにはMS謹製のOSしか載ってないからscpとか使えないし。Kermitなんてめんどくさくてやってられるかよ。ていうか使い方知らねえし。この時点で、実用には堪えませんね。俺にとっては。

 先日までは実験で所属していた研究室を経由してファイルを転送していました。自宅PC→(ftp)→研究室のホスト→(scp)→ECCアプリケーションサーバ→(ftp)→user.ecc.u-tokyo.ac.jpサーバというとんでもない経路です。でも実験は終わってしまったのでいつ研究室のアカウントが消されるか判ったものではありません。消されればファイル転送の手立ては無くなる訳です。いや、フロッピーで持ってくりゃいいんでしょうが、それじゃ同期が取れないじゃない、自宅と学校とで。あーあ。(とか書いていたら、ZMODEMも使えるらしい(相談員サーバのFAQより)ですね。ZMODEMだったら使ったことあるからどうにかなるかな…と思ったのに説明の通りやってもファイルが全く転送されません。何故だあああ。)

 ECCの端末から更新すればいいのでしょうけれども、あんなとこ長居する気しないよ。だいたい何なんだよあのキーボードは。カーソルキー使うのにFnキーを押しながら、だなんて非人間的だ。それだけなら文句だってそれで終わって使うのだろうけど、そもそもキータッチが重過ぎる。キーを押すごとに軋むような感触があって不快。本体サイズは不必要に小さいくせに重量感だけはある。あのキーボードを使いやすいと思っているECCユーザはどれほどいることか。文字入力用のキーボードは用途や環境に合わせて何十もの種類のものが造られているけど、何が悲しうて初心者も多いことであろうこの環境においてあんなキーボードが採用されたのか。日本語109キーボードを用意しろとは言わないけど、省スペース化するんでもほかに選択肢はなかったのか、と疑問に思わざるを得ない。俺の場合、ICEMailはその名の通りよく凍って使いものにならない、SunOSのDTMailも日本語表示がよくおかしくなる、自宅でWindowsに慣れてしまった、などの理由によりEmail読むだけでもWindows NTサーバに入ってしまう。しかしそのWindows環境で、あのキーボードの使いにくさが最大限に発揮される。Homeキーがない、Endキーがない、DelとBSが同じところにある、等々。おかげで実際、今年度のシステム更新よりこちら、俺は端末に1時間以上連続して座ることが無くなってしまった。1年の時には毎晩のように閉館まで居座っていたのに。

 そもそも、本名晒して公開できるような情報なんてありゃしませんしね。ECCのガイドラインに真面目に沿っていたら何も出来ません。何も出来ないってぇとさすがに語弊あるけど、わざわざWWW使わなくったって出来るようなことしか出来ないと思います、俺は。そもそも実験用なんだったら、セキュリティとか資源共有とかの意識を植え付けるためにも、もうちょっとユーザの自由度を高めて然るべきでしょう。そのために講義用のサーバを別に設定したんじゃないのかね。万一の事故の影響が講義にまで及ばないように。まあ、何言ったって仕方無いんだけど。